2018-02-26 第196回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
この三つのラインが果たす役割といたしましては、まず第一のラインにおきまして、第一線防波堤による津波エネルギーの減衰効果、第二ラインといたしまして、浦戸湾の外縁部と湾口部の防波堤及び防潮堤による津波の浸入の抑制の効果、第三ラインとして、浦戸湾内部護岸による背後浸水の防止効果、こういうふうになってございます。
この三つのラインが果たす役割といたしましては、まず第一のラインにおきまして、第一線防波堤による津波エネルギーの減衰効果、第二ラインといたしまして、浦戸湾の外縁部と湾口部の防波堤及び防潮堤による津波の浸入の抑制の効果、第三ラインとして、浦戸湾内部護岸による背後浸水の防止効果、こういうふうになってございます。
具体的には、第一ラインとして、第一線防波堤、これは津波エネルギーを減衰させる効果を期待をしております。第二ラインとして、浦戸湾外縁部、湾口部の防波堤及び防潮堤、これは津波の浸入を抑制する効果を期待をしております。第三ラインとして、浦戸湾の内部の護岸、これは背後に浸水することを防止する効果を期待をしております。
この対策につきましては、既に平成二十五年度から第一ラインである高知港の第一線防波堤の補強に着手しているわけです。また、第二ラインである高知港海岸の浦戸湾外縁部、湾口部及び第三ラインである湾内部の対策につきましては、平成二十六年度及び二十七年度で既存施設や潮流、地盤等の現況調査及び概略設計等を実施しております。
そのため、ハード対策といたしましては、例えば名古屋港の第一線防波堤、これは一番外側の、沖側の防波堤ですけれども、この粘り強い構造への補強ということを進めてございますし、また岸壁の耐震化、それから免震ガントリークレーンの整備、護岸の整備等の地震、津波、高潮対策等を引き続き着実に進めてまいりたいと考えてございます。
今、先生からお話のありました高知港海岸等におきましては、南海トラフ地震津波対策として、高知市街地への被害を最小化するために、平成二十五年六月でありますが、四国地方整備局と高知県が連携をいたしまして、まずは第一線防波堤、それから浦戸湾の外縁部、それから港湾内の堤防による三重防護の方針を取りまとめたというところであります。
また、津波による被害でございますけれども、これは東北地方から北関東に至る太平洋沿岸の広範囲で甚大でございまして、特に八戸、釜石、大船渡、相馬、これらの四つの港では、第一線防波堤、いわゆる港の一番沖側にございます重要な防波堤でございますが、これが全壊または半壊するなどの被害が顕著でございました。
内閣府の南海トラフ巨大地震モデル検討会においては、この三月か四月に津波高の想定見直しが発表される予定になっていますが、それより先に発表されたということでいろいろと物議が醸されているわけでありますが、その二月二十九日の発表の中で、この津波シミュレーション、太平洋側主要港湾のうち、静岡県の清水港など少なくとも八港湾で、最大クラスの津波が発生すれば、第一線防波堤の天端高を津波が大きく乗り越え、破壊に至る可能性
港湾の整備状況でありますが、酒田港につきましては、冬期の風浪対策のための第一線防波堤の整備が急務であること、また、数少ない避難港である鼠ヶ関港は、避難船収容増強策として沖合に新堤防を建設中でありますが、同港の一体的施設として平成二年度の完成をめどに鼠ヶ関マリーナの建設が進められており、これらの整備促進についても要望がありました。 次に、新潟県における運輸事情について申し上げます。